
タモギ茸は、ヒラタケ科の黄色いキノコです。
ダシがよく出て食感もよく、食べておいしいキノコですが、人工栽培が大変難しく夏の限られた一時期のみ、北海道や東北の深山で自生するため、幻のキノコと呼ばれてきました。
近年人工栽培法が確立され、都市部のスーパーなどでも販売されるようになって来ましたが、流通量は多いとは言えず、品薄の状態が続いています。
流通量の少ないキノコであるため、市価も一般のきのこと比較して高価です。
目を見張るほど美しい黄金色のカサを持ち、豊富な栄養・うまみのあるタモギ茸は 一部の高級料理店などでも使用されています。
近年では、含有する栄養素に注目が集まり、サプリメントや健康食品にも加工されて、健康に良いキノコの代表格ともなっています。

タモギ茸はしいたけ、マッシュルーム、シメジなど一般的な食用キノコと比べ、
たんぱく質、糖質、鉄分、ナトリウム、ビタミンB1、ビタミンB2など、どれをとっても含有数値が大きく上回っており、栄養素が豊富です。
しかしさらに注目を集めているのは、以下のような特有の成分です。
β(ベータ)-グルカン
β-グルカンとは高分子多糖体で、免疫力を高める効果を持っています。
β-グルカンは免疫力を高めることでガン細胞を縮小させる働きを持つことが明らかになっています。また、β-グルカンは免疫力を正常な状態に戻す力(ホメオスタシス)を持ち、過剰な免疫反応によって起きるアトピーなどのアレルギーに対しても成果を上げている新栄養素です。
ただしβ-グルカンは人間の体内で生成することは出来ないため、今、非常に注目されている物質なのです。
タモギ茸には このβ-グルカンがたっぷり含まれています。
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| 健康キノコとして有名になった「アガリクス」の2倍以上のβ-グルカンを 含有していることが分かっています。 |
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キシロース
キシロースとは、五炭糖の単糖です。また、木糖ともいいます。
キシロースには、便秘などの改善(大腸内の環境を整え、便中の水分含量を理想的な状態にする)と腸内の腐敗産物生成の抑制効果があります。
タモギ茸には キシロースが、なんと米ぬかの60倍も含まれています。
| キシロース含有比率 | |
| 米ぬか | 0.0005g/100g |
| タモギ茸(乾燥) | 0.3g/100g (約60倍) |

タモギ茸は その見た目だけではなく味も他のキノコとは一味違います。
健康に良いキノコは味が悪いと思われがちですが、タモギ茸は味が大変良いキノコです。そのため、自生する地域では 昔から「おいしいキノコ」として重宝されてきました。
現在でもタモギ茸は、高級食材として料理店などで使用されいています。
幻のキノコの味を、ぜひ一度ご賞味ください。
うま味成分が豊富に含まれており、吸い物・鍋・炊き込みご飯などにピッタリです。
タモギ茸は 「ダシが良く出るきのこ」として有名です。
香りは ほんのりと 甘い香りがします。
匂いは弱いですが、甘く不思議な香りには存在感があります。
味にも ほとんど癖がなく、味の強いキノコの苦手な方でも、問題なく食べられます。
しかしうま味はたっぷりと感じられます。
食感は シメジ・ヒラタケなどのようにシャキシャキとした歯ごたえがあります。
天ぷらやお吸い物にしたときに特に楽しめます。
調理においては 油との相性が良く、炒め物や天ぷらなどにすると大変おいしくいただけます。
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